
こんにちは、イチです。エアコンクリーニングを自分でできないかと思い、Youtube動画を参考に調べてみました。
エアコン内部は、どれだけこまめにフィルター掃除をしていても徐々に汚れていきます。
そして、湿度の高い時期になると、その汚れを原因にして、カビが発生してしまうこともあります。
カビの発生はアレルギー症状などの健康被害のリスクを高めることに繋がるため、定期的にエアコン内部のカビや汚れを除去することが必要です。
それには、エアコンクリーニングをするしか方法がありません。
ただ、エアコンクリーニングは専門業者への依頼が必要で、それなりに費用がかかってしまいます。
その依頼費用の節約のために、自分でエアコンクリーニングができないかと考えられる方もいるかもしれません。
この記事では、そのような方のために、エアコンクリーニングの方法や必要な道具について紹介していこうと思います。
なお、今回の記事は「掃除屋あいちゃん」のYoutube動画を参考にさせて頂きました。
本来ならエアコンクリーニングは専門業者さんに任せることが一番です。ご自身でエアコンクリーニングをされる場合には、エアコンの故障や火災の恐れなどのリスクを考慮した上で、自己責任で行うようにしましょう。
参考にさせてもらったエアコンクリーニングのYoutube動画
動画では、「日立ノーマル壁掛けエアコン」のエアコンクリーニング作業を行っています。



自分でエアコンクリーニングができるようになることは、かなり理想的ですが作業はなかなか大変そうでした。専門業者さんって本当にすごいです。
エアコンクリーニングに必要な道具
「掃除屋あいちゃん」のYoutubeで紹介されているエアコンクリーニングに使用する道具です。
エアコンクリーニングに挑戦される場合には、不足しないように確認して揃えておきましょう。
100均で揃えられそうなものもあるので、100均である程度揃えて不足分をAmazonや楽天などで購入すると良いと思います。
≪100均に売ってなさそうなもの:Amazonや楽天で揃うもの≫
- プラスチック散水装置
- ホースリール
- エアコン洗浄剤
- ブルーシート(1.7m×1.7m)
- 脚立
- エアコン洗浄カバー
- 養生テープ
- マスカー(1100mm)
- マスカー(550mm)
- マイクロファイバークロス
≪100均に売ってそうなもの≫
- ドライバー
- はさみ
- ゴム手袋
- マスク
- 食器用洗剤(中性洗剤)
- 洗浄スポンジ(食器用のものでもOK)
- 洗浄ブラシ(本体カバーやフィルターを洗う)
- ウエス(ボロ布、雑巾)
- バケツ(大きめのもの)
100均に売ってなさそうなもの:Amazonや楽天で揃うもの
プラスチック散水装置
エアコンを洗浄するときに水を放射する先端部分です。
ホースリール
水道の蛇口からプラスチック散水装置をつなぎます。
部屋の蛇口からエアコンの位置までの距離に合わせた長さのものを用意しましょう。
エアコン洗浄剤
エアコン内部にこびりついた汚れやカビを除去できるように、エアコン洗浄専用のものを用意しましょう。
ブルーシート(1.7m×1.7m)
エアコンクリーニングをするときに、エアコンの下に敷きます。
床が汚れないようにある程度の大きさのものを用意しましょう。
脚立
エアコンクリーニングをするときの足場になります。
安全に作業ができるように、しっかり安定するものを用意しましょう。
エアコン洗浄カバー
壁や床に水しぶきが飛び散らないように、エアコン全体をカバーします。
エアコン本体のサイズに合わしやすい「ゴム付き」のものがおすすめです。
養生テープ
エアコンを傷や汚れから保護するために使用する粘着テープです。
剥がすことを前提としているため、粘着力が弱めで糊残りも少なく、手で簡単に切れるようになっています。
マスカー(1100mm)(550mm)
養生シートとマスキングテープが一体になったものです。
エアコン洗浄中に汚れや水しぶきが飛び散らないように、カバーすることができます。
マイクロファイバークロス
マイクロファイバークロスは、髪の毛よりも細い極細繊維で作られた布です。
主にポリエステルやナイロンなどの化学繊維で作られていて、優れた吸水性や速乾性、高い集塵力を持ちます。
ウエス(雑巾)とは異なるのできちんと用意しておきましょう。



エアコンクリーニング以外でも使えそうなアイテムもあります。
エアコンクリーニングのながれ
「掃除屋あいちゃん」のYoutubeで紹介されているエアコンクリーニングのながれです。
エアコンクリーニングに挑戦される場合には、しっかり確認しておきましょう。
エアコンクリーニングを始める前の準備
作業をしやすいように、エアコンの周囲、真下の片付けをします。
エアコン周辺に移動できない家電や家具がある場合には、上にビニールシートなどをかぶせておくと安心して作業ができます。


エアコンの真下にブルーシートを敷き、脚立を置きます。
実際に脚立に乗ってみて、作業をしやすいかどうかを確認しておきましょう。
脚立を作業しやすい位置に調整しておくことが大切です。


エアコンの電源を停止し、コンセントプラグを抜きます。
エアコンクリーニングの作業中に、コンセントに水が入らないように養生テープでふさぎます。
コンセントプラグも濡れないように、エアコンの右上に養生テープでとめておきます。
エアコンのカバー、パーツを取り外す


エアコンの前面パネルを引っ張り上げて取り外します。
エアコンフィルターを取り外します。
吹き出しルーバーを取り外します。
かたくて取り外しが難しいかもしれませんが、「真ん中」「左」「右」の順番に外していくと、取り外しやすいです。
丸いパーツがついているときがあるので、無くさないように保管しておきます。


本体カバーはネジで数か所止められているので、ネジをドライバーで外します。
ネジは長さが異なることがあるので、どの位置のネジか分かるように保管しておきます。
ネジを外すことで、電装部のカバーを取り外すことができます。
本体カバーは、上の部分が数か所引っかけてあるので、引っかけられている箇所を外します。
すると、本体カバーを取り外すことができます。
吹き出し口の羽根は、上に引っ張ると抜くことができます。
熱交換器の電装部付近に温度センサーがあるので、右側によけて、養生テープでとめておきます。
配線が繋がっているのでちぎらないように注意します。


養生テープの貼り付け・洗浄カバーの設置


電装部にウエス(ボロ布、雑巾)をかけて、マスカーテープ(550mm)で濡れないように保護していきます。
作業中に水が入ったときのことを考慮して、下部分は閉じないようにしておきます。
電装部が濡れてしまった場合、火事になることがあるのでしっかり養生しておくことが重要です。
吹き出し口の汚れをウエス(ボロ布、雑巾)できれいに拭きます。
羽根がついていた穴に水が入らないように、養生テープをはります。
エアコンの下(底部分)も水が漏れてくることがあるので、養生テープをはって、カバーしておきます。


エアコンの下(壁部分)にマスカーテープ(1100mm)をはっておきます。


エアコン本体に、エアコン洗浄カバーを取り付けます。
水が入り込まないように、しっかりエアコンの裏側まで押し込みます。
エアコン洗浄カバーは、エアコン本体のサイズに合わせてフィットさせられる「ゴム付き」のものがおすすめです。
エアコン洗浄カバー内で、エアコン本体の上に、水漏れ防止の目的でウエス(ボロ布、雑巾)をかけておきます。


排水がバケツに落ちるように、エアコン洗浄カバーの排水口をバケツ内にセットします。
洗浄作業
ゴム手袋、マスクをつけます。
エアコン洗浄剤を使用法に従って希釈し、スプレーに準備します。


スプレーで「熱交換器、吹き出し口、ドレンパン、送風ファン」に洗剤を吹きかけていきます。
右側にある電装部は養生はしてありますが、濡れないようにしっかり注意しておきます。
もしも、電装部が濡れてしまった場合には、火事になる恐れがあります。
送風ファンは、指でゆっくり回しながら洗剤をかけていきます。


水をかけて汚れを落としていきます。
一度、水を止めて電装部やカバーの外側に水漏れがないかを確認することが重要です。
洗い方は、下の順番で進めることがおすすめです。
- 熱交換器
- ドレンパン
- 送風ファン(指でゆっくり回しながら洗う)
- 熱交換器裏
- 熱交換器
①~⑤の工程を複数回するときれいになります。
汚れが残りやすい端っこは念入りにすると良いです。
バケツの水があふれないように注意しましょう。
拭き上げ・乾燥
洗浄が終わった後は、ウエス(ボロ布、雑巾)で水をかけた箇所を拭いていきます。
濡れた箇所を拭いたあとに、電装部のマスカーテープを取り外します。
洗浄カバーをつけたまま、エアコンの電源を入れて送風にします。
送風にすることで、送風ファンや熱交換器の隙間の水気を飛ばします。
送風状態のままにしておき、その間に本体カバーなどを洗浄します。
本体カバーなどの洗浄
洗浄スポンジに中性洗剤をつけ、前面パネル、本体カバーを洗います。
細かい隙間は洗浄ブラシを使って洗います。
羽根は中性洗剤で洗っても良いですし、塩素系漂白剤につけおきしても問題ありません。
エアコンフィルターは、裏側から水をかけるとホコリが落ちやすくなります。
ホコリを落としてから、洗浄スポンジでこすり洗いをしましょう。
前面パネル、本体カバー、羽根はマイクロファイバークロスで拭き上げます。
エアコンフィルターは自然乾燥させます。
組立作業
コンセントプラグを外してから、エアコン洗浄カバーを外します。
養生テープ、マスカーテープを外します。
外していた温度センサーを、元の位置に取り付けます。
つめの位置を確認しながら、本体カバーを取り付けます。
電装部のカバーを取り付けて、ネジを取り付けます。
コンセントを差し込みます。
エアコンフィルター、前面パネル、羽根を元通りに取り付けます。
吹き出しルーバーは「右」「左」「真ん中」の順番で取り付けていきます。
ルーバーのパーツは忘れないようにします。



エアコンクリーニングのながれを見てみてどうでしたか?ご自身でできそうだったでしょうか?
まとめ
この記事では、「掃除屋あいちゃん」のYoutube動画を参考にエアコンクリーニングのやり方をまとめました。
もし、ご自身でエアコンクリーニングをされたい場合には、動画とこの記事を参考に挑戦してもらえたらと思います。
ただ、動画の中でも説明があったように、電装部に水や洗剤がかかると故障や火災の恐れもあるので、注意をしながら自己責任で行うようにしましょう。
自分でエアコンクリーニングができることは理想的ではありますが、道具を揃えるための費用や作業時間、火災のリスクを考えると、専門業者に依頼する方が良いのかと考えます。
エアコンクリーニングは「1~2年に1回」が目安とされているので、エアコンを長持ちさせることや快適な空調管理のためにきちんと行っていきましょう。


エアコンフィルターを取り外します。
エアコンの前面パネルを引っ張り上げて取り外します。
吹き出しルーバーを取り外します。
かたくて取り外しが難しいかもしれませんが、「真ん中」「左」「右」の順番に外していくと、取り外しやすいです。
丸いパーツがついているときがあるので、無くさないように保管しておきます。
本体カバーはネジで数か所止められているので、ネジをドライバーで外します。
ネジは長さが異なることがあるので、どの位置のネジか分かるように保管しておきます。
ネジを外すことで、電装部のカバーを取り外すことができます。
本体カバーは、上の部分が数か所引っかけてあるので、引っかけられている箇所を外します。
すると、本体カバーを取り外すことができます。
吹き出し口の羽根は、上に引っ張ると抜くことができます。
熱交換器の電装部付近に温度センサーがあるので、右側によけて、養生テープでとめておきます。
配線が繋がっているのでちぎらないように注意します。